世界中悲しみなのニャ。
相場の雰囲気も怪しいニャ…
押し目買いのタイミングを探るには
VIXを参考にするのもいいかもしれません
名前だけで怖いニャ…!
・VIXの活用方法
・F&G指数について
VIXとは
Volatility Index(ボラティリティ・インデックス)の略で、恐怖指数とも呼ばれています。
数値が高いほど、相場の先行きに
不透明感や不安を抱いていると考えらています。
VIXの数値から株式市場の状況を読み取れるので、
「相場の温度計」とも呼ばれています。
VIX指数は、アメリカのS&P500を対象とする
オプション取引の数値を元に算出されます。
オプション取引とは
あらかじめ定められた期間内に、
あらかじめ決められた価格で、
『買う権利』や『売る権利』を売買する取引のことです。
オプション取引は、
将来の株式価格の変動率を反映するため、
市場が今後どのような価格変動を見込んでいるかを折り込んでいるともいえます。
VIXはS&P500のオプション取引を元に算出されるため、
S&P500の動きと連動する場合も多いです。
・激しくなると予想されればVIXは上昇
・安定するという予測が増えるとVIXは低下
恐怖指数の由来
というところからそう呼ばれています。
経済情勢が不安定な時や政治的な混乱が起こった時には、
株が売られることが予測されるため、
恐怖指数は高まる傾向にあります。
今は戦争が広まるかもって不安や、
高金利いつまで続くニャ、、
ってのがみんな不安なのニャ
日経VI
VIXはS&P500が対象でしたが、
日本版では、日経平均を対象とした指標で
『日経VI』という指数があります。
日経平均を対象とする
オプション取引を元に算出されます。
VIXの特徴
通常時10〜20%の間を行き来する
VIXは0〜100%で表され、
通常は10〜20の間で推移しています。
その範囲内では市場は比較的安定している状態といえ、
政治的な動きや経済状況、国際情勢などが悪化するとVIXが高まります。
〜30 警戒領域
40以上 パニック状態
過去のコロナショックの時には、
VIXは一時85%まで上昇しました。
2001年のアメリカ同時多発テロや、
2008年のリーマンショック、
最近では2022年のウクライナ侵攻の時にもVIXは非常に上昇しました。
身構えておく必要があるニャ!しかしリーマンショックやばすぎニャ…これ見ると、そろそろ一発ありそうな
嫌な予感もしてくるニャ…
VIXの活用方法
VIX指数を投資に活かす方法は、次の2つがあります。
・投資のタイミングを判断する
市場の温度感を知る
VIX指数を使う際の基準値は「20」です。
VIX指数が20を超えると、投資家の不安が相当高まっていると判断できます。
市場が不安定な状態ともとれるので、強気になりすぎず、
事態の見極めやポジション調整、リスク許容の再確認など
慎重に投資を行う必要に気づくことができます。
逆に20以下で安定している場合は、
あまり不安になりすぎずに日々の情報を追っていき、
基本のスタンスで投資を続けていける状態ともいえます。
投資のタイミングを判断する
VIXが急上昇している場合、
株式市場は大暴落が起きている可能性が高いです。
その場合、
株式市場は本来持っている価値より大きく下げ、
割安な価格になっている可能性が高いと言えます。
本来の価値より大きく下落しているのであれば、
市場の混乱が収束した後には元の価格の水準に戻ることが予想されるので、株価の上昇が見込めます。
VIX指数が急上昇した後に株式を購入すると、
将来的には値上がり益が期待できるかもしれません。
何らかのショックで一時的に大きく落ち込んだ際に購入していれば、
その後、経済が回復してきたタイミングでそれまで以上に値上がりすることもあります。
Fear & Greed Indexとは
にゃーはF&G指数も毎日見てるニャ
投資家の心理状態を表す指標ですね
CNNが発表している投資家心理に関する指標で、
恐怖(Fear)と貪欲さ(Greed)の指標となり、
現在の市場が、
どちらの心理状態に近いかを数値化した指標です。
0から100までの数値を示され、
25~45 Fear(恐怖)
45~55 Neutral(中立)
55~75 Greed(強欲)
75~100 Extreme Greed(極度の強欲)
となっています。
0に近づくほど投資家心理が冷え込み、
必要以上に株が売り込まれていることから株価が割安になっていると判断できます。
逆に100に近づくほど投資家心理が過熱しており、
適正価格を超えて株が買われていることから株価が割高になっていると判断できます。
・40以下になってきた場合、マーケットが全体的に悲観的で、
相対的に見て買い場を探す展開と言えるかもしれません。
またNVIDIA買ったニャ
でも含み損で毎日ツラいニャ…
おわりに
市場全体が暴落しているときに投資するのはメンタル的に難しいかもしれないですが、
みんなが恐怖に感じている時こそ、
バーゲンセールだと思って投資することにより、
後々の利益に繋がるかもしれません。
ただし、個別企業の株式を買う場合、
ショック後にしっかり戻る事が予想できるか、
十分に分析した上で投資することが必要です。
恐怖指数が高まっている場合は、
相場が大きく変動する可能性があるため、
投資の際には十分に注意が必要です。
より効率的な投資判断を行いましょう